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2017年07月27日 by 池永 寛明

【場会篇】 まちの育て方のちがい(ドイツと日本)

 

まちのつくり方がちがうからと、一蹴してはいけない。

歴史がちがうから、考え方がちがうから、参考にならないと思考停止してはいけない。

 

今、まちにある「モノ」「コト」を観るうえで、なぜそれがうまれたのか、なぜそうなったのかという文脈や背景を探り、本質を掘りおこし、今とその本質とを照らしあわせ、今ある「モノ」「コト」、これから目指す「モノ」「コト」のあり方を編集することが大切ではないだろうか。

 

大阪ガス エネルギー・文化研究所では社会や都市、技術・経済・文化などの基本潮流を読み解き、鳥の目・虫の目・魚の目にて「一歩先」からの視座・知見を導き出し、様々なテーマをかさねあわせ、組み替え、つなぎあわせ、都市地域・まち、企業における新たな価値創造に資する「理論と実践活動を目指している。

 

とりわけ今年度より複合的かつ輻輳化する現代社会の課題に対して、過去と現在・未来、内と外をつなぎなおし、新たなことと異なるものを掛け合わせ、都市・地域が持っていた「本質」をルネッセ(再起動)させ、日本社会の成長につなぐ「ルネッセ活動」をスタートさせた。

 

「ルネッセ」活動第一弾として、ドイツ在住のジャーナリスト高松平藏氏(CELパートナー)にお越しいただき、ドイツの地方都市の戦略とその核のひとつ「地域総合クラブ」のあり方についてお話をうかがい、ドイツ留学経験のある近畿圏部の朝原宣治マネジャーCEL池永をパネラーに、多様な人々を交えてクロストークをおこなった

  

エネルギー・文化研究所 所長 池永寛明、特任研究員 弘本由香里)

 

〔CELフェイスブック 727掲載分


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