弘本 由香里
2017年11月06日上町台地 今昔タイムズ vol.9 2017 秋・冬号
「はじまりは上町台地 “知”を運ぶ 本のまち・大阪の軌跡をたどる」
企画・編集: U-CoRoプロジェクト・ワーキング ※
発行: 大坂ガス エネルギー・文化研究所(CEL)
内容: それは、上町台地が海に囲まれていた遠き日のこと。ここは、世界に開かれた最先端の“知”の港でした。時は下り、近世・天下の台所となった大坂では、出版文化が大きく花開き、庶民に実学や教養や楽しみを届け、時代に先駆ける“知”の開拓者たち、名だたる文人や学者を輩出しました。やか?て、近代・大阪は、新たな社会を支える“知”を集め、広めるための施設や媒体を、次々に生み出していきました。戦前・戦後の上町台地を揺りかごに、大作家も誕生しました。けれと?、社会の転変に、“知”の舟は翻弄もされ…。これからの大阪に、再び人々を引き付けてやまない、魅力に富んだ“知”を編んでいくために。上町台地の水際にはじまる、本のまち・大阪の軌跡をたどる旅に出ましょう。
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