弘本 由香里
2020年09月01日イマジン・トーク(会場/オンライン)
大阪の原点・上町台地から、ポストコロナの真の“レガシー”に迫る
災禍と祝祭を生きたモダン大阪の新星たちは、今、何を語ってくれるだろうか
21世紀を生きる私たちは、未来に何をリレーすることができるのでしょう。新型コロナウイルス禍を生きる今、その問いはより大きく深く私たちの心に根を広げています。
「上町台地 今昔タイムズ」vol.13 では、近代都市・大阪の揺籃期、上町台地に始まる博覧会百年の計を背景に、激変する社会の中で新たな時代精神を切り拓いた若き才能たちの光跡を追いました。そして、続くvol.14では、都市形成のもう一方の極にあった災害史に目を向けました。モダン大阪の新星たちは、まさに災禍と祝祭の坩堝を生き、新たな思想や技術を受け入れ、カオスの中から時代を先駆ける文化を生み出していたのです。
今回のフォーラムは、vol.13のテーマに、vol.14の視点を包摂し、オンサイト(現場)からの声も寄せていただき、会場とオンラインを抱き合わせて開催させていただきます。
災禍と祝祭を生きたモダン大阪の新星たちは、今、何を語ってくれるでしょうか。その神髄に分け入るトークを経て、地域のレジリエンスを支え、コロナ禍の先を見据え、今を生きる声を集め、ポストコロナの真“レガシー”とは何なのか、足元から問い直す出会いの場をみなさまと共に築き、未来に手渡すことができればと願っています。
開催日時: 2020年10月4日(日) 14:00〜17:15頃 ※受付は13:30から
開催場所・方法(会場/オンライン): ※感染防止のため会場定員を減らしています
会場参加: うえほんまち錢屋ホール 大阪市天王寺区石ヶ辻町14-2 錢屋本舗南館6階
オンライン参加: Zoom(オンライン会議システム) ※申込者にURLを送付
プログラム(予定):
14:00〜14:10=開会 進め方のご説明等
14:10〜14:25=Scene 1 プロローグ
エピソード年表でたどる、災禍と祝祭を生きた新星たちの点と線
構成:大阪ガスCEL/U-CoRoプロジェクト・ワーキング
14:25〜15:10=Scene 2 イマジン・トーク その1
“エコール・ド・大阪”ともいうべき時代精神とアーティストが果たした役割
プレゼンター:橋爪節也(大阪大学総合学術博物館教授/大学院文学研究科教授兼任)
15:20〜17:15=Scene 3 イマジン・トーク その2
災禍と祝祭を生きた新星たちとの出会いから、
ポストコロナの真の“レガシー”とは何なのかに迫る
プレゼンター: 池田真優(現代アーティスト)
橋爪節也(前掲)
オンサイト・コメンテーター: ※録画もしくはオンラインで現場から
上田假奈代(詩人、NPO法人ココルーム代表)
小谷真功(高津宮宮司)
岸村 修(ももに広場管理運営会会長)
吉岡 徹(NPO法人出発のなかまの会理事、松野農園運営)
吉見孝信(北大江地区まちづくり実行委員会委員長)
三木啓正(都市空間企画研究所代表)
宮野順子(中大江学童保育保護者会会長、武庫川女子大学准教授)
ほか
モデレーター: 池永寛明(大阪ガス エネルギー・文化研究所
顧問、
ナレッジキャピタル大阪・関西万博会議〜ワイガヤサロン〜座長)
(敬称略、順不同)
◎定員: 会場60名まで、オンライン100名まで
◎申込方法: 右のQRコードかURL( https:// https://bit.ly/3ht7NCX )の申込みフォームに、必要事項を記入してお申込みください。または、イベント名・お名前・所属・連絡先(tel/fax/e-mail)・会場参加かオンライン参加かご希望を明記してfax.06-6205-3512(CEL弘本)へお申込みください。
◎ご注意: 新型コロナウイルス感染予防のため、体調不良の際は会場参加をお控えください。会場では必ずマスクの着用、手指消毒等をお願いいたします。なお、感染拡大の状況によっては、開催方法の変更や時間短縮などもあり得ますが、その際はお申込み時にご記入いただいた連絡先にお知らせします(受信拒否設定をされているとお知らせができませんのでご注意ください)。ご記入いただいた情報は、当プロジェクトに関連するご案内等に限って使わせていただきます。
主 催: 大阪ガスエネルギー・文化研究所(CEL)
企 画: U-CoRoプロジェクト・ワーキング
協 力: 株式会社錢屋本舗
*「上町台地・今昔タイムズ」のバックナンバーや、プロジェクトの歩みは、ホームページ「大阪ガスCEL」「U-CoRo」で検索してご覧いただけます。
https://www.og-cel.jp/project/ucoro/index.html