鈴木 隆
2019年03月28日拙著『仕事に効くオープンダイアローグ 世界の先端企業が実践する「対話」の新常識』が出版されました。
オープンダイアローグは、フィンランド発、投薬せずに「対話」だけで統合失調症を治した画期的な精神療法です。本書では、この最新の精神療法に基づいた「仕事に効く」オープンダイアローグの要点と、世界と国内の実践例を紹介しています。
オープンダイアローグを実践すれば、創造力を解き放ち、新しい価値(意味)を生みだし、イノベーションを起こせるようになります。
オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)共同代表で精神科医の斎藤環先生(筑波大学)には、
「これからは『対話』こそがアィディアの鉱脈となる。本書にはそのための貴重なヒントが詰まっている」、
大人の学びをテーマとした人材開発・組織開発の専門家である中原淳先生(立教大学)には、
「『対話』こそが組織課題の『根本解決』につながる。『対話の場』づくりのヒントが詰まる一冊」
と推薦いただいています。
AIの時代に、仕事でさらなる飛躍をめざす方のお役に立てば幸いです。
書 名:『仕事に効くオープンダイアローグ
世界の先端企業が実践する「対話」の新常識』
著 者:エネルギー・文化研究所 鈴木 隆
仕 様:四六判、並製、256頁
発行日:2019年3月28日
定 価:本体1500円+税(税込1620円)
発行所:KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321809000416/
<ご参考: 『仕事に効くオープンダイアローグ』 目次>
はじめに ― 世界の常識を覆したオープンダイアローグ
第1章 フィンランドの僻地で生まれたオープンダイアローグ
投薬しなくても、対話するだけで治った
日本におけるオープンダイアローグの現状
第2章 源流にあるコミュニケーションとダイアローグの思想
コミュニケーションについてとらえ直す
会議がいつも「ありきたりな話」になるわけ
根本にあるダイアローグの思想
第3章 創造力を解き放ち、イノベーションを生みだす
ダイアローグは、「問うて気づき、応えて学び合う」
ソクラテスの産婆術
ハーバード大学のほんとうの強み
モノローグが支配的な日本の社会
オープンは、「壁をつくらず、とらわれず」
あなたもイノベーションを生みだせる
日本でイノベーションが生まれないわけ
第4章 ビジネスでもうまくいくための5つのポイント
ポイント1 多様性(ダイバーシティ)―受け入れる
ポイント2 主体性(サブジェクティビティ)―自立する
ポイント3 傾聴(リスニング)―よく聴く
ポイント4 質問(クエスチョン)―問いかける
ポイント5 内省(リフレクション)―振り返る
第5章 最先端の欧州で見てきた実践例――オランダとデンマーク
オランダ
ワーグ
フューチャーセンターLEF
ハイテクキャンパス・アイントホーフェン
デンマーク
ゲール
コペンハーゲン・インタラクションデザイン研究所
第6章 躍進するアジアで見てきた実践例―― 中国・深?とシンガポール
「ものづくりのシリコンバレー」深?
エレクロウ
ドゥボット
エックスファクトリー
ジェネシス
深?博物館
「実験都市国家」シンガポール
シンガポール・サイエンスセンター
ワンノース
第7章 日本でも成果をあげていた実践例―― ワイガヤから自身の取り組みまで
ホンダ「ワイガヤ」
京セラ「コンパ」
リクルート「リクルートらしさ」
わたし自身の取り組み―飛び込み営業、起業、研修
おわりに ― オープンダイアローグがつくりだす新しい世界