12月7日（火）、大阪ガス主催の「第28回ＯＭＳ戯曲賞」の選考会が行われ、応募総数45篇のなかから以下の作品に受賞が決定しました。

●大賞：『花を摘む人』山本　彩

●佳作：『その桃は血の味がする』山村　菜月

敬称略、大賞・佳作とも未上演作品

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「ＯＭＳ戯曲賞」は、当社が文化活動の振興の一環として劇作家の育成や支援を行っているもので、関西発信の戯曲賞として全国的に注目を集めています。

 同日、19時からガスビル3階ホールにて授賞式を行い、正賞として賞状を、副賞として目録（大賞30万円、佳作10万円）を大阪ガス(株)から授与しました。
授賞式に続き行われた「公開選評会」では、佐藤信、鈴木裕美、佃典彦、土田英生、樋口ミユの５氏による最終選考7作品についての選評が行われ、その様子は会場参加者のみならず、オンラインからも広く視聴をいただきました。

＜◆◆◆OMS戯曲賞とは◆◆◆＞
 扇町ミュージアムスクエア（ＯＭＳ）は、1985年3月に大阪ガス（株）の遊休施設を活用し、劇場・映画館・雑貨店・ギャラリー・レストランを備えた複合文化施設として、大阪市北区神山町に開館しました。
 3年間の暫定活用の予定で開館しましたが、多くの表現者・鑑賞者、お客さまにご利用いただき、《若者文化の情報発信基地》として親しまれ、2003年3月16日に閉館しました。
「 ＯＭＳ戯曲賞」は、ＯＭＳ10周年記念事業の一環として１９９４年に創設しました。前年に書き下ろし上演された作品を対象に、大賞、佳作をそれぞれ１本ずつ選びますが、第28回はコロナ禍のため、未上演作も応募対象としました。
 大賞作品には再演支援金を助成するとともに、受賞作（大賞・佳作）と選評・選考過程を収録した冊子を出版しています。

上記に対するお問い合わせ先
OMS戯曲賞事務局
平日：9時〜17時
TEL：06-6446-4320
e-mail：oms-info@ogbc.co.jp
大阪市西区京町堀1-4-16 センチュリービル3F　大阪ガスビジネスクリエイト株式会社内

第28回OMS戯曲賞発表（PDF）