弘本 由香里
2024年10月28日■開催趣旨:
大規模災害の頻発、国際情勢の不安定化、人口減少、家族の形・働き方・暮らし方の変化、多文化化、貧困・格差…、私たちの足元から世界まで大きな揺らぎの中にあります。改めて人間の共同性とは何か、コミュニティ・デザインとは何か、問い直し、アクティブな知として鍛え直す必要に迫られています。今秋刊行した『コミュニティ・デザイン新論』(新川達郎 監修、川中大輔・山口洋典・弘本由香里 編、編集協力:大阪ガスネットワークCEL、発行:さいはて社)では、政策科学、社会学、減災・人間科学、建築・都市計画学、事業構想学など、多分野を横断して、現代社会の困難=希望をめぐる難問に向き合いました。
このたび出版を記念して開催するセッションでは、バックグラウンドの異なる気鋭の執筆陣、実践者・研究者が一堂に会して、ご来場のみなさまとともに、本書が設けた3つの難問へのチャレンジをテーマに対話を展開します。ぜひご参加ください。
■日 時:2024年12月22日(日)14:00〜16:30
■会 場:グランフロント大阪 北館タワーC 8階
ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーC RoomC01+02
※会場へのアクセスは以下のURLでご確認ください。
https://www.kc-space.jp/conference/items/towerC.pdf
■定員:150名程度(予定、申込順)※参加無料
■申込方法:https://x.gd/0F68r から、もしくは二次元コードからお申込みください。
■テーマ:
「 実践者×研究者と語る、現代社会の困難=希望をめぐる難問へのチャレンジ」
■プログラム(予定):
・14:00 開会
主催者ご挨拶/出版社ご挨拶/執筆者紹介
・14:15〜16:15
3つの難問をめぐるダイアローグ [第1幕〜第3幕]
本書の第1部〜第3部で設定した3つの難問をめぐって、執筆陣がホスト役・ゲスト役・狂言回役・コメント予定者となり、ホスト・ゲストの問答を皮切りに、ご来場のみなさまを交えて対話を繰り広げます。
☆ホスト役(監修者): 新川達郎(総合地球環境学研究所客員教授、同志社大学名誉教授)
☆狂言回役(編者): 川中大輔*(龍谷大学社会学部准教授、シチズンシップ共育企画代表)、山口洋典(立命館大学共通教育推進機構教授)、弘本由香里*(大阪ガスネットワークCEL特任研究員)
*は総合司会兼
[第1幕(第1部の難問をめぐって)]
テーマ:共生社会に向けての包摂/平等化はいかにして可能か?
☆ゲスト役: 原めぐみ(和歌山工業高等専門学校准教授、Minamiこども教室実行委員長)
☆コメント予定者: 筒井淳也(立命館大学産業社会学部教授)、北川美里(一般社団法人京都わかくさねっと事務局長)ほか
[第2幕(第2部の難問をめぐって)]
テーマ:むら・まちの持続/縮退はいかにして可能か?
☆ゲスト役: 松原永季(有限会社スタヂオ・カタリスト代表取締役)
☆コメント予定者: 渥美公秀(大阪大学大学院人間科学研究科教授)、大和田順子(OCC教育テック総合研究所上級研究員、地域力創造アドバイザー(総務省))、花戸貴司(東近江市永源寺診療所所長)ほか
[第3幕(第3部の難問をめぐって)]
テーマ:現代的な共同性/公共性の創造はいかにして可能か?
☆ゲスト役: 宋 悟(NPO法人IKUNO・多文化ふらっと理事・事務局長)
☆コメント予定者: 高田光雄(京都美術工芸大学副学長・大学院研究科長・教授、京都大学名誉教授)、前田昌弘(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)、アサダワタル※録画(文化活動家、近畿大学文芸学部専任講師)ほか
・16:15〜16:30 総括コメント(高田光雄・山口洋典)/閉会
■主催:大阪ガスネットワーク エネルギー・文化研究所(CEL)
■協力:さいはて社
■問合先:CEL弘本(電話06-6205-3518/080-1510-0259)まで
※書籍の詳細は、https://saihatesha.com/books02-35.html
※会場にて書籍をお買い求めいただけます。
特価(税込3,000円)キャッシュレス(PayPay)可