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CELレポート

山下 満智子

2003年03月31日

食の安全・安心アンケート

作成年月日

執筆者名

研究領域

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媒体(Vol.)

備考

2003年03月31日

山下 満智子

住まい・生活

食生活

CELレポート (Vol.17)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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BSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された一昨年以来、食の安全・安心に、高い関心が集まっている。21世紀型食生活モデルの基本情報として食の安全・安心に対する消費者の意識や工夫を調査することを目的に、大阪ガスの人気レシピサイト「ボブとアンジー」で第2回アンケートを実施した。

主な結果

●消費者が食生活で今最も問題に感じていることは、

表示や偽装など企業への不信13%、健康12%、添加物11%、農薬10%、食の乱れ10%、安全・安心8%、価格が高い8%であった。添加物や農薬、有害物質など「食べ物を通じて知らない間に身体に入って来ているもの」が、食生活で今最も問題に感じていること全体の3割近くになっている。

●食の安全・安心に関して今工夫していることは、

地場、国産、産地、生産者、店の選別、無添加、無農薬、有機、表示を見て「買う」工夫が37%。それに対して輸入食品、添加物、農薬、レトルト、冷凍食品、加工食品を「買わない・使わない」工夫が15%であった。その他手作り14%、調理上の工夫8%、情報収集6%であった。

●流通販売業者に求めるものは、

嘘をつかない23%、信頼・信用20%、安全・安心10%、利益に走らない9%であった。

● 消費者自身に求めるものは、

● 知識をもつ・勉強する18%、価格、マスコミに惑わされないこと16%、目(見極める目、疑う目等)をもつ14%であった。

アンケート結果から

消費者は、添加物や農薬、有害物質など「食べ物を通じて知らない間に身体に入って来ているもの」を今最も問題に感じている。一方で消費者自身にも正しい知識や情報、惑わされないことが求められていることもよく認識されている。一連の食の事件をきっかけに消費者の声を過剰反応として見過ごす生産者・企業は淘汰されていくことも仕方がないと、遅まきながら食行政を転換する時期が来たのだと筆者は考えている。

 

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