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CELレポート

弘本 由香里

2002年07月01日

環境学習をリードする--こども環境活動支援協会の取り組み

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2002年07月01日

弘本 由香里

エネルギー・環境

環境対応

CELレポート (Vol.14)

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こども環境活動支援協会の誕生とNPO法人化

1995年から環境省が全国で取り組みを進めている「こどもエコクラブ」の基本モデルとなった、西宮市の「地球ウォッチングクラブ(EWC)」事業(1992年にスタート)。当初2001年までを目標に始められたこの事業は、子どもたちが自主的・継続的・総合的に環境活動に関わることのできるしくみを、家庭・地域・学校という子どもたちをとりまく生活領域全体で実現することを目指して発展していった。1998年には、西宮市が呼びかけ人となって、市民・事業者・行政のパートナーシップ組織「こども環境活動支援協会」を設立(2001年12月時点での会員数は、団体会員100団体、個人会員170名)。西宮市と同協会が共同でEWC事業を実施する体制をつくり、市内の全小学生2万4千人を対象に「エコカード」を配布、同時に学校及び地域の団体・事業者・行政に関わる大人1500人に「エコスタンプ」を配布。カードとスタンプを通して、地域が一体となり、子どもと大人がコミュケーションし、環境活動を支援するシステムへと成長してきている。

EWC事業をかわきりに、同協会は、環境省主催の「こどもエコクラブアジア太平洋会議」への企画協力、国際的な子ども環境活動のネットワークづくり、自然体験活動指導者養成講座の実施、企業活動と環境教育をつなぐためのプロジェクトの設置など、幅広い事業活動を展開。1999年には、環境庁の「総合環境学習ゾーン・モデル事業」の拠点施設にも認定され、環境学習をリードする団体としての社会的評価も高まってきた。こうした実績をより発展的に生かし、社会の要請に責任を持って応えていくために、2002年4月、同協会は特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を得て、新たなスタートを切ったところである。

 

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