丹戸 裕之
2012年07月10日作成年月日 |
執筆者名 |
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2012年07月10日 |
丹戸 裕之 |
住まい・生活 |
その他 |
情報誌CEL (Vol.101) |
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今回、新たに本誌の編集人となり、CEL101号からの新出発に立ち会うこととなりました。歴史ある本誌の編集の一翼を担うにあたり、私自身、やはり少なからず身の引き締まる思いがあります。微力ではありますが、今後も皆様のご協力を賜りながら、より一層の誌面充実に努めていきたいと考えています。
まもなく梅雨も終わり、盛夏が近づきつつあります。昨年の夏に引き続き電力需給の逼迫が懸念されていますが、言うまでもなく、この問題は日本の国民が一丸となって対応すべき喫緊の課題です。同時に、現代に生きる私たちにとっては、貴重なエネルギーをもっと大切に扱い、できるだけ「賢く使う」ということも、今後たゆまず取り組んでいくべき最重要課題のひとつであると言えるでしょう。
生活の質を落とし、あるいは我慢をして節電するのではなく、エネルギーの使い方をできる限り合理化していき、そこから、むしろいかにして「豊かな生活」を実現していくのか。未曾有の大震災を体験した私たちは、今、この問題に真っ直ぐに向き合う時を迎えています。