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情報誌CEL

山下 満智子

2007年09月30日

食生活と調理行動から現代生活者の意識を考える

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2007年09月30日

山下 満智子

住まい・生活

ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.82)

生活者の意識と行動調査はこちら

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

はじめに

 二〇〇五年に食育基本法が施行され、食のさまざまな問題解決に向けて具体的な取り組みが期待されている。第三回「これからの住まいとライフスタイルに関する生活意識調査」では、食生活分野として「食生活全般への満足度」や「調理頻度」、「調理時間」、「調理の面倒感」などについて二〇〇五年に引き続き調査項目とした。今回の調査では、調理時間の一層の短縮化や男性の調理参加などいくつかの特徴が見られたので、それについて報告する。 

【主なトピック】

●安全・安心や農薬など「食の不安」についての不満が、二〇〇五年に比べ一〇ポイントアップ。

●女性の調理時間(平日夕食)は、短縮化が進み三〇〜四〇分未満が主流となった。

●調理をしない・したことがない男性は、二〇〇五年調査に比べ減少し、五割を下回った。

●六〇代の男性では、調理頻度(週一回以上)も増加している。

●調理をしたことがない方は、 調理が嫌い(六割弱)、調理に対する面倒感が非常に強い(七割強)。

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