矢作 弘
2007年03月30日作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
カテゴリー |
媒体(Vol.) |
備考 |
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2007年03月30日 |
矢作 弘 |
都市・コミュニティ |
地域活性化 |
情報誌CEL (Vol.80) |
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巨視的都市論と微視的都市論
昨年、ジェーンジェイコブズが89才で亡くなった。終生、在野のジャーナリストとして都市問題に関する評論を書き続けたことで、日本でもその名前はよく知られている。20世紀中葉の、スラムクリアランス型のの大規模都市再生プロジェクト(「マクロの都市再生」)−クレーにぶら下げた鉄塊を振り回してビルをぶち壊し、跡地に高層ビルを郡立させる−を糾弾した著書「アメリカ大都市の死と生」(黒川紀章訳、鹿島出版会)は、都市研究者には必読の書となっている。