CEL
2006年09月30日作成年月日 |
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2006年09月30日 |
CEL |
都市・コミュニティ |
都市システム・構造 |
情報誌CEL (Vol.78) |
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明舞団地再生コンペで 最優秀賞に
明舞団地再生コンペ実行委員会(委員長兵庫県住宅建築局長)主催の「明石舞子団地再生コンペ」で、大阪ガスとPPI計画・設計研究所の共同チームは、応募三九作品(登録一四一件)中、栄えある最優秀賞に選ばれました。
提案のコンセプトは、「人と自然の循環都市 明舞―子育てと健康・長寿のまちづくり―」で、考え方の明快さと提案の具体性が評価されました。内容は、本誌の別の号でご紹介する予定です。
神戸市と明石市にまたがる明石舞子団地(通称明舞団地)は、高度経済成長期の住宅需要に対応するため、兵庫県が中心となって開発された広さ一九七ヘクタールのニュータウンです。初期入居から四○年以上が経過し、施設の老朽化、人口の減少と高齢化、地域活力の低下など多くの課題が顕在化しています。 この「オールドニュータウン」を再生するモデルとして「明舞団地再生計画」が二○○三年に策定されました。今回のコンペは、この計画を補完・ブラッシュアップするとともに、事業の具体化に役立てる目的で、去る四月に公募、七月に作品提出、八月に審査結果の発表・表彰という手順で進められて来たものです。
大阪ガスとしては、近畿圏部が中心となって社内関係者及びPPI計画・設計研究所(三好庸隆所長)でチームを組み、共同で検討作業を行うとともに、検討の節目には関西学院大学の角野幸博教授からアドバイスをいただきました。
なお、当エネルギー・文化研究所からは濱惠介と弘本由香里が参加しました。