CEL
2005年06月30日作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
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2005年06月30日 |
CEL |
都市・コミュニティ |
コミュニティ・デザイン |
情報誌CEL (Vol.73) |
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ゆるやかに、しかし確実に進める子どもの環境学習の重要性
地球環境問題解決のためには、生活スタイルや現在の社会システムの中で形成された価値観を見直す必要がある。だが実際には、一度得た豊かな生活の改善はなかなかに難しい。そこで注目を集めているのが環境教育・環境学習である。
「NPO法人こども環境活動支援協会」(通称「LEAF」)は、兵庫県西宮市を中心に次代を担う子どもたちの環境活動を応援するために創設されたNPO組織。子どもの頃の自然体験や環境活動の体験を通じて、大人になってからの環境保全に対する理解を高めることを目的に様々な活動を行っている。
「現在の地域における子どもたちに対する環境学習事業は、体系的・総合的な整備が充分になされているとは言えません。そこで、次代を担う子どもたちが、地球環境に配慮した暮らしや活動ができる地球市民へと成長してくれることを願って、関係機関と協働して、子どもたちの環境活動を地域や学校などあらゆる場において支援することを目的とした活動を進めています」と長手聖美事務局次長は説明する。