弘本 由香里
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執筆者名 |
研究領域 |
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2007年02月02日 |
弘本 由香里
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都市・コミュニティ |
コミュニティ・デザイン |
CELレポート (Vol.30) |
これからの都市の暮らしを持続的に豊かに支えていくためには、省資源・省エネルギーはもちろんのこと、既存の住宅・建築が長く安全に使い続けられるとともに、個々の建物とまちと人の関係が豊かに紡ぎ出されていくことも大切な条件となります。
大阪の歴史・文化の原点ともいえる上町台地上に、NEXT21が誕生して十数年が経ちました。そこで、第3フェーズ実験の一環として、1階の小空間を「上町台地コミュニケーション・ルーム(U−CoRo=ゆーころ)」と称し、その窓からウィンドウ・エキジビションやワークショップなど、上町台地の時空につながり、出会いを紡ぎ、暮らしを育む、地域コミュニケーションデザインの試みに取り組みます。
近年大阪都心部ではマンション建設が相次ぎ、新たに上町台地の住人となる方々も多いなか、こうした取り組みが、人々とまちをつないでいくインターフェイスの実践例となることを目指しています。
テーマ1:地域文化の再発見
上町台地に息づく歴史・文化からまちづくり活動まで、地域魅力の紹介など
テーマ2:多世代・多文化共生
こどもから高齢者まで、多様な生活者のクオリティ・オブ・ライフの提案など
テーマ3:減災文化の創造
都市防災・減災につながる生活文化づくり、暮らしの知恵の収集・発信など
テーマ4:自然・環境の再生
都市における自然の再発見と、環境に配慮したライフスタイルの提案など