山下 満智子
作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
カテゴリー |
媒体(Vol.) |
備考 |
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2004年09月01日 |
山下 満智子
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住まい・生活 |
食生活 |
学会論文 |
東北大学川島研究室との共同研究。火のある暮らしPJ リビング開発部高倉、定國、田仲、藤阪、エネルギー・技術研究所 保手浜 |
まとめ?
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近年食の外部化が急速に進み、中食(なかしょく)
※21として温めるだけの惣菜の利用も
増えている。調理の機会は確実に減って、家庭調理をめぐる環境は大きく変化して
きた。?
一方、食べるということの本来の楽しさや豊さが改めて見直され、スローフード
運動が、世界的な広がりをみせている。?
食環境が大きく変化してきた現代においては、「調理を通じて脳を鍛えることが
できると考えられる」ことや、「親子クッキングが子供の情操面や抑制力等、情緒の
安定に結びつくと推測される」という本実験によって得られた調理の効用は、生活
者自身が、調理に新しい価値を見出す良いきっかけになると考えられる。?
したがって創業以来長く料理の普及を通じてお客さまの生活に関わってきた大阪
ガスにとって、本実験で実証した調理の効用を広く訴求していくことは、お客さま
の生活に寄与する新しい「料理活動」の一つであるといえるだろう。?
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なお、本実験については、東北大学川島研究室から2005年6月第11回国際ヒト脳
機能マッピング学会(トロント、カナダ)で発表される予定である。?
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