濱 惠介
作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
カテゴリー |
媒体(Vol.) |
備考 |
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2002年12月12日 |
濱 惠介
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住まい・生活 |
住宅 |
講演録 |
環境共生住宅推進協議会シンポジウム、レジメ |
■問題意識と対応
・地球環境が危ない →建築・住宅・生活でできることを実現する。
・住宅の寿命が短すぎる →耐久性を高く、既存ストックを活かし長寿命化。
・エネルギーはそんなに使えない →省エネ対策、省エネ生活を実践する。
・自然が遠い →土・水・緑を身近に置いて感じてみる。
■「再生エコハウス」プロジェクト
・中古の一戸建をエコロジカルな目的と手法で増築・改修し再生させる。(改修型 環境共生住宅)
・事例研究として、企画・設計・工事の各節目に「エコ住宅研究会」で検討・分析を加える。
・施工前後の調査・計測、居住開始後の居住性評価等を含め記録を整理する。
・これらの検討成果を基礎に、今後の住宅づくり、居住環境整備の望ましい方向性を提案する。
■改修設計テーマ
1.既存建築の長寿命化 →躯体診断と耐久性向上
2.廃棄物の削減 →既存建築を活かす、不要建材の再利用・転用
3.健全な建材の採用 →自然素材・処分が容易な素材、有害物質の排除
4.断熱性向上 →外壁率改善、外壁・天井・開口部の断熱向上
5.自然(再生可能)エネルギー利用 →太陽熱、太陽光、バイオマス(薪)、自然換気
6.快適性の向上 →床暖房、自然採光、室内空気の温度安定・調湿など
7.自然環境との調和 →緑の回復・補完、雨水利用、季節・状況に応じた建物の開放と閉鎖