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安達 純

2000年06月09日

大阪ガス環境シンポジウム2000

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2000年06月09日

安達 純

エネルギー・環境

地球環境

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大阪ガス環境シンポジウム2000の議事録

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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21世紀の環境経営戦略

   ―守りから攻めへ、環境を追い風に―

 環境ミレミアムを迎え、地球規模での環境問題への早急な対応が求められています。今や、循環型経営が企業評価の尺度の一つとなり、環境先進経営は企業にとって大きなビジネスチャンスともなっています。

 そこで今年も環境月間にちなみ、六月九日、大阪ガス環境シンポジウム二〇〇〇「21世紀の環境経営戦略・守りから攻めへ、環境を追い風に」(大阪ガス主催・於ガスビル3Fホール)が開かれました。シンポジウムでは、東京大学の山本良一教授の特別講演に続いて、大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所安達純所長をコーディネーターに、山本教授と三人のパネリストによるパネルディスカッションが行われました。特別講演とパネルディスカッションの要旨を以下にまとめました。

特別講演

山本 良一氏

(東京大学国際・産学共同研究センター教授、工学博士)

  地球は有限である

 二十世紀の最大の知見は何か。人間が地球を外側から見たことです。地球は宇宙の一つの星、そこには国境もなければ民族の違いもない、有限な空間に私たちは住んでいます。その地球に今、何が起きているか。雑誌「タイム」は特集「地球をいかに救うか」の中で、地球の危機的状況を要約しました。即ち、海洋、海岸に二十億人が居住し、主要な魚類の三分の一の漁獲高が減少し、淡水資源はすでに五四%を使い、その七〇%が農業用で二十三億人が水不足に陥っている。世界の土地の三分の一が農耕地、その七五%は痩せた土壌で、四〇%以上の農地が今、劣化している。森林面積の年間減少割合は千百三十万ヘクタール、本州の面積の半分の森林が毎年消えていく。

さらに世界人口は一分間に二百四十七人、一年間で一億三千万人の赤ん坊が生まれてくる。年間死亡数は五千二百万人で、その差、七千八百万人ずつ人口が増えていく。

これが我々の地球の現状です。

 

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