平山 健次郎
2000年02月24日作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
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備考 |
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2000年02月24日 |
平山 健次郎 |
エネルギー・環境 |
地球環境 |
講演録 |
<原稿> 2000.2.24.12:00
聞き手「ラジオで飛ばそう! エコメッセージ」のコーナーです。今日は大阪ガス エネルギー・文化研究所の平山健次郎さんにお話をうかがいます。平山さん、こんに ちは。
平山 こんにちは。よろしくお願いいたします。
聞き手 エネルギー・文化研究所さんって、面白そうな名前ですね。どんなことをされているんですか?
平山 少し視点を長くとって、エネルギーや環境、都市や生活のありかたについて、研究しています。環境教育についても、西宮のEWC(地球ウォッチングクラブ)のみなさんにいろいろ教えて頂いています。
聞き手 今日はエネルギーの歴史をふりかえって、それから地球温暖化問題や環境教育についてもお話し頂ける、とのことですが。
平山 はい。まず、人間がエネルギーを使いはじめたのは、50万年ほど前、たき火をして暖をとったり、食べものを温めはじめたのが最初と考えられます。その後、 農耕や牧畜をするようになって、牛や馬の力を利用するようになり、また風車、水車といったかたちで、風力や水力を利用してきました。
聞き手 風力や水力は昔から利用してきたんですね。
平山 その後に、薪や木炭の利用が続きました。それから石炭を燃料とした蒸気機関の発明によって、18世紀に産業革命がおこったことは、世界史で習われたんじゃ ないでしょうか。
聞き手 なるほど。人類の歴史は、エネルギーと関係が深いのですね。
平山 そうですね。それから19世紀後半からは、石油が大量生産されるようになって、主なエネルギー源として、広く使われるようになりました。