京 雅也
2009年09月28日作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
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2009年09月28日 |
京 雅也 |
住まい・生活 |
その他 |
情報誌CEL (Vol.90) |
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少子高齢社会を展望すると、少々暗い気持ちになる人も多いだろう。社会に重苦しいものが積み上がっていくようなイメージ。国力が衰え、社会不安が広がっていく・・・。しかもその高齢者とは、遠くはない未来の自分。
将来の社会の姿が見えない中で、ではどうやって自分たちの生活の質を充実させていくのか。もちろん、幸せは人から与えられるものではなく、自分で見いだしていくべきものである。見つけるべきはその人自身の尺度。人間性の豊かさが問われることにもなりそうだ。
高齢社会化の進展の中て、手を拱いて悲観論に浸るより、これからの時代、高齢世代を中心に、人々が地域に大いに貢献する社会を想像してみるのはどうだろう。現にいま、一斉に定年を迎えている団塊の世代などには、その役割が大きく期待されている。