CEL編集室
2013年11月01日作成年月日 |
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2013年11月01日 |
CEL編集室 |
住まい・生活 |
ライフスタイル |
情報誌CEL (Vol.105) |
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スローな暮らし、スローな生きかた、スローなまちやコミュニティ……。
幅広い視野でスローに考えを巡らすための書籍を選びました。
No.1 日本で最も美しい村」連合
『日本で最も美しい村──公式ガイドブック』ハースト婦人画報社、2012年
地域の集合建屋や世襲財産などを観光資源化し、小規模な農村を保護するために、1982年フランスで生まれた「フランスで最も美しい村」連合。この活動に範をとり、小さくても美しい日本の農山漁村を守るために誕生した連合の公式ガイド。参加44町村の美しい風景と自慢の美味、見どころを、多数の写真で紹介している。
No.2 筧 裕介監修 issue+design project著
『地域を変えるデザイン──コミュニティが元気になる30のアイデア』英治出版、2011年
地域を変えるデザインとは、すなわち人同士をつなぐデザインのこと。日本が抱える多くの問題に対処するための、さまざまな地域の取り組みを紹介し、地域の住民同士、地域と観光客、都市と農村などが、デザインを通じてつながり、新たなコミュニティとコミュニケーションが生まれる可能性を検証する。
No.3 前川つかさ
『なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル』イースト・プレス、2011年
6畳一間のアパートに住む、お金はないが時間はある主人公のコースケ。隣に住む学生、大家さん、近所の和尚、バーのママ、銭湯の主、そして彼女……魅力的な周囲の人びととコースケの交流を通じて、まちに暮らす豊かさ、そしてお金には決して還元できない「本当のぜいたく」がわかる不朽の名作漫画。
No.4 茶谷幸治
『「まち歩き」をしかける──コミュニティ・ツーリズムの手ほどき』学芸出版社、2012年
著者は、ベテランの「まち歩き仕掛け人」であり、2013年夏までに累計16,000人が参加したコミュニティ・ツーリズム「大阪あそ歩」を立ち上げた人。その豊富な経験をもとに、なぜ今まち歩きが必要なのか、仕掛ける側に必要な基本姿勢と具体的なノウハウまで、微に入り細にわたって解説する。