大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > 地域は、そして私たちは起業とどのように向き合っていけばいいのか? −起業活性化に向けた取り組み

論文・レポート検索

Search

情報誌CEL

奥田 浩二

2020年07月01日

地域は、そして私たちは起業とどのように向き合っていけばいいのか? −起業活性化に向けた取り組み

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2020年07月01日

奥田 浩二

都市・コミュニティ
住まい・生活

コミュニティ・デザイン
地域活性化
ライフスタイル

情報誌CEL (Vol.125)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

地域は、そして私たちは起業とどのように向き合っていけばいいのか?
―― 起業活性化に向けた取り組み

起業は地域活力の源泉である。
起業といえば「ベンチャー企業」が注目されるが、地域にとっては「小さな起業」が重要となる。
「小さな起業」を活性化させるために、大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所(CEL)が取り組んだ2つの活動を報告する。

重要性が高まる起業
地域の活力の源泉は、その地域で生まれて(起業して)活動する企業が担っている。人口や企業数の減少[*1]が進む今日において、起業の重要性は一層高まっている。
起業といえば、ベンチャー企業を思い浮かべる人が多いかもしれない。いわゆる世界に羽ばたく企業だ。新聞や雑誌で取り上げられる企業も増えてきた。しかし、地域[*2]にとって重要なのは、その地域の需要を満たす起業(「小さな起業」)だ。なぜなら地域を潤すとともに、起業の圧倒的多数は小さな起業だからである[*3]。
ところが、小さな起業が、多くの注目を集めているとはいい難いのが現状だ。そのため、必要な情報がうまく流通していない。結果として、ベンチャー企業と比べると、(地域を対象とする)小さな起業の活性化は進んでいない。
本稿では、CELが着手した小さな起業に関する取り組みを報告する。内容は、「これからの地域と起業を考える」講演会と「起業超入門」セミナーである。共に、CELが主催であり、グランフロント大阪にあるCELの都市魅力研究室で実施した。

*1 2019年版中小企業白書によれば、企業数は、485万者(1999年)から359万者(2016年)に減少した。約4分の1が消えたことになる。
*2 ここでの地域とは、市や町の規模を想定。
*3 概数ではあるが、359万者に2014~2016年の開業率3・6%(2019年版中小企業白書、519頁)を掛けると、毎年13万者が生まれることになる。一方、ベンチャー企業は総数で「数千から1万社」という数字がある(日本政策投資銀行「我が国におけるベンチャー企業の状況」2001年、2頁)。これらから、毎年生まれる企業の圧倒的多数は小さな起業であると考えられる。

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】場づくりのその先へ −つながりから社会を変えていく

近年、まちづくりにおいて「場づくり」が注目されています。 その試みは、時に単なる...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス