多木 秀雄
作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
カテゴリー |
媒体(Vol.) |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
2009年07月01日 |
多木 秀雄
|
住まい・生活 |
ライフスタイル |
情報誌CEL (Vol.89) |
ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。
はじめに
昨年来、米国に端を発した世界同時不況の波は日本にも及び、安定的な生活の将来展望があちこちで揺らぎを見せている。こうした時代の中で、生活者は自らの暮らしをどのように選択し、持続的に営んでゆくのか。生活設計をどう組み立ててゆくのか。同時に、安心できる社会を築いてゆくために、生活者の自立と共生を支える社会基盤の整備も求められている。
個々の就労と家計における経済行動をベースに、暮らしの質や豊かさの意味も問いながら、生活者の視点でこれからの社会と生活設計のあり方を多面的に考察しようとして、本号の特集テーマを設定した。