濱 惠介
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備考 |
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2008年10月01日 |
濱 惠介
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住まい・生活 |
ライフスタイル |
情報誌CEL (Vol.86) |
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この稿では、二〇二〇年という具体的な時期に置かれる状況を想像しながら、生活者が持っている不安や楽しみ、期待する生活像、住みたいところなどについての調査結果を報告し、考察を加える。
不安・心配ごと
将来の個人的な生活を思い浮かべてもらい、まず心配ごとについて尋ねた。質問内容は次ページの図1に含まれる一二項目である。
「心配である」、「どちらかといえば心配である」と回答したパーセンテージの合計で見ると、八〇%を超えたのが「エネルギー価格の高騰」(八一・四%)と「家族の病気や高齢化による介護」(八一・二%)であった。七〇%台が「自分自身の肉体的な健康」(七九・八%)と「生活を支える収入源」(七七・七%)、そして六〇%台には「食料の確保困難化や価格の高騰」(六七・三%)と「自分自身の高齢化による自立困難化」(六六・一%)が続いた。