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情報誌CEL

芦屋市オープンガーデン

2008年03月21日

 「庭園都市」の実現を目指して

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2008年03月21日

芦屋市オープンガーデン

都市・コミュニティ

都市システム・構造

情報誌CEL (Vol.84)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
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花が彩る街角を目指して

 阪神・淡路大震災で大きな被害を被った芦屋市では、現在も新たなまちづくりを積極的に進めている。平成一六年に発表された「芦屋市庭園都市宣言」は、芦屋市を「花と緑いっぱいのまち」にしようというもので、「市民の皆さんの参画と協働により、世界中の人々が『一度は訪れてみたいと思う美しいまち』にすることを目指しています」と同市都市環境部公園緑地課の林茂晴課長は説明する。同宣言にのっとり、市民が参画したワークショップによって「オープンガーデン」が提案され、平成一七年より実行されるようになった。

 オープンガーデンとは、個人の庭などを一定期間、一般に公開する活動である。ガーデニングの本場であるイギリスの慈善団体の活動から生まれたもので、期間を限定して、入場料を取って自宅の庭を公開して人々をもてなし、その収益金を社会福祉事業や救済運動に寄付することを目的として始まった慈善事業である。

 近年のガーデニングブームもあって、このオープンガーデンは日本各地でも行われるようになった。だが、イギリスのようにチャリティーとして実施するところもあれば、入場料は取らずに、花好きな人に気軽に見てもらったり、情報交換したりする場としてオープンガーデンを実施しているところもあるなど場所によってその方法は異なっている。芦屋市は後者であり、四月下旬に市民から公募した花壇や庭などを公開している

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