大阪ブランドコミッティ
2007年03月30日作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
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2007年03月30日 |
大阪ブランドコミッティ |
都市・コミュニティ |
地域活性化 |
情報誌CEL (Vol.80) |
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大阪の魅力づくりのための 「大阪ブランド」づくり
大阪の魅力や強みを発信し、大阪のイメージの向上を目的として、三年前に行政・経済団体・大学等が中心となって発足した「大阪ブランドコミッティ」。大阪ブランド戦略は、英国のブレア政権が成功させたイメージアップ戦略『クール・ブリタニア』をモデルにしており、「新たな大阪のイメージ『Brand-New Osaka』を創出・定着させ、人、もの、資金、情報、企業を呼び込むことで、『大阪の再生』につなげることが狙いです」と堀井良殷チーフは説明する。「大阪」という言葉から連想される良いイメージ、いわゆるブランド=都市魅力を、回復・向上・確立し、情報発信することで、大阪が自信と誇りを取り戻し、新たな発展に向かう気概を内外にアピールするために、次の三つの活動を行ってきた。 まず「大阪を知る」ために、大阪の魅力をアピールできる歴史・伝統・文化遺産、優れた技術・企業・人材などを、「ブランド資源」(大阪の強み)として発掘または再評価する活動。次に、「大阪を磨く」ために、「ブランド資源」について、価値の明確化、新たな魅力の付加等により、その魅力を増大させる活動。そして、「大阪を語る」ために、「大阪ブランド」を統一的メッセージとして、国内外に向けて戦略的に発信する活動である