濱 惠介
作成年月日 |
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研究領域 |
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備考 |
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2008年05月16日 |
濱 惠介
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住まい・生活 |
住宅 |
講演録 |
積水ハウス(株)・大阪ガス勉強会レジメ |
第一部:まず住まい手の立場・視点から考え、供給者・設計者の立場へ反映させる。
(市民・生活者向け講演のレジメをベースに、供給者向け勉強会に編集=■太字で加筆)住まいと暮らしのエコロジー(原題、2007.11.6大阪市環境学習センターにて)環境への負担を大幅に減らして、生活の質・満足度を高めることは十分可能です。
そこには、未来の子たちの幸せを思う心と、賢いお金の使い方が必要です。
1.エコハウスとエコライフ:
「エコ」、「エコロジー」って何だろう?
エコ住宅〜環境共生住宅は、エコライフが結実する舞台
■生活者と供給者が認識を共有できるか? 環境共生は人類が文明の持続を懸けた選択。2.簡単なことから始めよう
お金をかけない省エネルギーと省資源
無駄を見つける:無駄な明かりを消す、湯沸し電気ポット・炊飯器の保温機能を使わない
給湯管の湯を残さない使い方
浪費しない爽やかさが嬉しい
■最初から仕込まれていれば助かる工夫を探す。余計な、間違った仕様や設備はないか?
3.エネルギーの無駄を減らす
エネルギーの実態を捉える →電気・ガスの利用伝票を保管・整理・グラフ化
電球型蛍光灯への交換はすぐにでも
スイッチ付きタップ(待機電力カット)の利用
■エネルギーの「見える化」、エネルギー意識を啓発する装置や情報。
■デザイン優先で省エネ無視の照明器具はないか。埋め込み型照明、17E口金の電球etc…
4.緑と土を身近に
庭の多面的意味、住宅の屋上・壁面の緑化、緑のカーテン
生ゴミ・木の葉は土の栄養、焚き火も有益
雨水貯留・利用、節水効果を招く
季節の変化・リズムを楽しみ循環の摂理を感じながら暮らす
■ スペースはどこに? マンションの制約と可能性、
■ 専用空間(バルコニー、屋上テラス)、共用空間(管理型・参加型)、
■ 雨水利用、水栓の有無、排緑を楽しむ水の扱い
■ 目障りなものの緩和策して:立体駐車場(自走式)及び自転車置き場の屋根・壁の緑化