弘本 由香里
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2008年03月27日 |
弘本 由香里
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都市・コミュニティ |
コミュニティ・デザイン |
CELレポート (Vol.33) |
昨春から大阪ガス実験集合住宅NEXT21の1階(北側)に、まちと暮らしをつなぐウィンドウ「U-CoRo=ゆーころ(上町台地コミュニケーション・ルーム)設け、上町台地のまつりや子どもと遊び、減災(いのちをまもる智恵)をテーマに、ウィンドウ・エキジビションを展開してまいりました。
新春から新緑の季節にあたる、2008年1月21日〜5月9日まで(5月17日まで延長予定)第4弾となる展示「緑と鳥の回廊、上町台地」を開催しています。NEXT21の1階に事務所を置かれている「日本野鳥の会大阪支部」との共催で実現した企画です。
遥か遥か遠い昔、はかり知れない自然の力で上町台地が誕生しました。それからどれほど多くの生き物たちが、命のドラマを繰り広げてきたことでしょう。上町台地に点々と連なる緑は、長い長い時を重ねて受け継がれてきた命の揺り籠、命の止まり木です。緑の回廊をめぐりながら、鳥たちがそうささやきかけてくれます。
近未来の住まいと暮らしを探求するNEXT21もまた、上町台地の緑の回廊につながることができるようにとの願いを込めてつくられています。そして、1993年10月の竣工以来、22種類におよぶ鳥たちがNEXT21をたずねてきてくれています。
今回のウィンドウ展示では、まちのなかの小さな緑のスポットNEXT21から、「緑と鳥の回廊、上町台地をご覧いただき、身近なまちの樹木と鳥たちの姿を通して、上町台地の命のドラマに思いを馳せていただくことができればと願っています。