弘本 由香里
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2007年11月27日 |
弘本 由香里
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都市・コミュニティ |
コミュニティ・デザイン |
CELレポート (Vol.32) |
大阪ガス実験集合住宅NEXT21の第3フェーズ実験の一環として、1階(北側)に設けた小空間「U-CoRo=ゆーころ(上町台地コミュニケーション・ルーム)。その窓を、まちと暮らしをつなぐインターフェイスに見立てた地域コミュニケーションデザインの試みとして、ウィンドウ・エキジビション第3弾「『いのちをまもる智恵』を伝える 減災に挑む30の風景と上町台地災害史」を、2007年9月3日〜12月28日まで(2008年1月18日まで延長予定)開催しています。大阪大学コミュニケーションデザイン・センターの共催で実現した企画です。
全国各地で災害が絶えることはありません。痛切に“いのち”に向き合うとき、“いのちをまもる智恵”を未来へ伝えていくことが、どんなに大切な営みであるか、改めて気づかされます。 全国の被災地をめぐり“いのちをまもる智恵”を丹念に集め、紡ぎ上げた一冊の本があります。ストーリーブック『いのちをまもる智恵 減災に挑む30の風景』。そこに描きだされたかけがえのない風景と智恵の紹介を中心に、上町台地災害史も振り返り、“いのち”と絆の大切さに思いを馳せるウィンドウ展示です。
■ 展示内容と見所
(1) 「いのちをまもる智恵」制作委員会のメンバーが全国を行脚し、地域に生きる人々に寄り添い、温もりのある風景として描きだした『いのちをまもる智恵 減災に挑む30の風景』の紹介(メイン展示)
◎ 【歴史をたぐる】(大阪府岸和田市)
◎ 【非日常に向けた日常を楽しむ】(東京都新宿区早稲田)
◎ 【学びを地域に活かす】(千葉県市川市)
◎ 【みんなで持ちよる】(兵庫県たつの市)
◎ 【自分の身は自分で守る】(岩手県大船渡市綾里)
◎ 【ただそばで耳を傾ける】(兵庫県神戸市長田区)
◎ 【手をさしのべる】(岩手県下閉伊郡田野畑村)
◎ 【記録し検証する】(兵庫県豊岡市)
◎ 【ずっと語り継ぐ】(岩手県宮古市田老町)
ほか
※ 『いのちをまもる智恵 減災に挑む30の風景』(2007年3月30日発行)
監修:「いのちをまもる智恵」制作委員会/発行:(特活)レスキューストックヤード/編集・企画・構成・アートディレクション:花村周寛/編集協力:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 渥美公秀・関嘉寛・菅磨志保、名古屋大学 宮下太陽/ストーリー・タイトルコピー:花村周寛/イラスト:中村妙/取材・解説文:吉椿雅道