自立した消費者の活躍期待

日本のような成熟社会では、経済成長率が低下するため、全員の所得の水準を大きく高めることはできない。かといって、それに代わる共通の社会目標を示すことも難しい。結果として、多様な価値を、各人の考えで実現するよう努めなければならなくなる。

その価値観に基づいた生活様式がライフスタイルである。大阪ガス「エネルギー・文化研究所」は、生活者のライフスタイル動向を把握、展望することを目的に、今年、「これからの住まいとライフスタイルに関する生活意識調査」を行った。