弘本 由香里
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研究領域 |
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2004年11月15日 |
弘本 由香里
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都市・コミュニティ |
都市居住 |
CELレポート (Vol.23) |
2003年7月に発行した『CELレポート18号』のトピックス欄で、大阪市の上町台地界隈でまちづくりに関わる地域住民(市民グループ等)を中心したネットワーク組織「上町台地からまちを考える会」の発足(筆者も理事の一人として参画)をレポートした。
「上町台地からまちを考える会」は、高度な都市生活機能、医療・教育・文化施設等が集積し落ち着いた住環境が存在することから、都心居住の適地とされる上町台地界隈において、地域の文化に根ざしながら新たな価値を創造する、生活者本位の都心居住・都市再生のあり方を問い直し、実現していくことをミッションに2003年5月誕生した団体である。
発足後約1年が経過した2004年6月、同会は一周年シンポジウムを開催した。その場で平成15年(2003年)度の取り組みに関する報告書を配布し、活動報告を行っている。本レポートは、同報告書の主要部を転載し、「上町台地からまちを考える会」発足から約1年(発足の経緯も含めて)の活動を簡単に紹介するものである。
なお、転載紹介する報告書は、ハウジングアンドコミュニティ財団による「平成15年度住まい・まちづくり活動団体の実践的な取り組みに関する調査」において、「上町台地からまちを考える会」自らが対象団体の一つとしてとりまとめた内容をもとに作成しているものである。執筆は、全体のとりまとめを行った前事務局長の早川厚志氏を中心に、各事業等の担当者が分担して行っている。