前市岡 楽正
作成年月日 |
執筆者名 |
研究領域 |
カテゴリー |
媒体(Vol.) |
備考 |
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2001年01月01日 |
前市岡 楽正
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エネルギー・環境 |
地球環境 |
CELレポート (Vol.8) |
[はじめに]
これまでの5 回にわたる連載のテーマは次のとおり。
1.自然科学的事実としての温暖化(CELレポートNo.1)
2.南北間の公平性(CELレポートNo.2)
3.世代間の公平性(CELレポートNo.3)
4.原発という選択<その1>(CELレポートNo.5)
5.原発という選択<その2>(CELレポートNo.6)
すなわち、第1 回で問題の自然科学的側面を取り上げた後、第2 回と第3 回では最終的に達成すべき目標は何かについて検討した(世代間および世代内における1人あたり平等な排出権という基準の導出)。第4 回と第5 回では、エネルギー源として一定の実績を有し、わが国で温暖化対策の主柱の1 つとされている原子力発電の妥当性について議論を整理し、私見を述べた。今回は、これまでの議論の要旨と地球温暖化対策(その1)に当てられる。目次と本文の見出しに(要旨)とあるのは、前回までの議論の要約であることを示すもので、箇条書きで述べられている。
【目次】
1.地球温暖化問題とは(要旨)
2.政策の体系
3.固定
4.排出量の削減規模――長期目標の目算(要旨)
5.原子力と化石燃料の低炭素化(一部要旨)
(以下次号へ)