大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > エイジレス社会へ−人生を支える住環境

論文・レポート検索

Search

情報誌CEL

弘本 由香里

2000年09月26日

エイジレス社会へ−人生を支える住環境

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2000年09月26日

弘本 由香里

住まい・生活

住環境

情報誌CEL (Vol.54)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

はるか昔、直立二足歩行の道を選んだ人類が手に入れた文明の発達。それは、他の動物に比べて極めて未熟な状態で子供を出産し、長期間に渡って親や社会が子供を保育しなければならないという、リスクと引き換えの産物であったといわれる。

未熟な子供を一人前に育て上げるために、長期に渡るリスクに対応するために、人類は愛情や家族やジェンダーやコミュニティ、その核としての「住まい」という文化を発明したのだと言っても過言ではないだろう。

ところで、人類が手に入れた文明の発達は、やがてもうひとつ、人類特有の産物をもたらした。それが、「老後」である。身体の機能を補う技術や人的な介護によって、人は長い高齢期の生活を、喜びとリスクとともに手に入れることとなった。とりわけ、近代化した社会では、大衆長寿と少産少子によって、人口の高齢化という人口構造そのものの転換に至った。

そこで、かつて人類が自ら選びとった長い保育期のリスクに対して、その課題を乗り越えるための社会と文化を開発してきたように、今、自ら選択した文明の発達、近代化の帰結として到達した高齢社会の課題を乗り越えるために、新たな社会と文化のあり様が模索されていると捉えてもよい。そんな潮流の中で、人と「住まい」の関係のあり方にも新たな展望が求められれいる。

 

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】場づくりのその先へ −つながりから社会を変えていく

近年、まちづくりにおいて「場づくり」が注目されています。 その試みは、時に単なる...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス