第１章　高齢社会の到来

【１】高齢化の事実

　〔言葉の定義〕〔日本の高齢化〕〔主要先進国の高齢化〕〔世界の高齢化〕

【２】高齢化の原因

　〔産業化以前の人口〕〔人口転換〕〔出生率・死亡率低下の原因〕〔出生率の重要性〕

【３】日本の出生率と死亡率

　〔合計特殊出生率〕〔合計特殊出生率の推移〕〔近年の出生率低下の原因〕〔晩婚化〕

　〔出生率の将来見通し〕〔死亡率〕〔小括〕

【４】高齢社会への態度

　〔４つのポイント〕〔結論〕

第２章　扶養問題

【１】高齢社会と扶養問題

　〔扶養問題とは〕〔扶養問題の重要性〕〔「１人の高齢者を何人で支えるか」〕

【２】国民負担率

　〔社会保障給付費〕〔国民負担率の推移と国際比較〕

　〔国民負担率抑制論の登場と定着〕〔国民負担率抑制論への疑問〕

【３】負担の大きさと負担方法

　〔負担額の規定要因と軽減方法〕〔実物ベースの世界では「自己扶養」はあり得ない〕

　〔２つの問題の区別〕〔家族対応〕〔個人対応〕〔社会保障の優位性〕

【４】勤労意欲減退論と世代間戦争論

　〔国民負担率と勤労意欲〕〔世代間戦争論〕〔まとめ〕

第３章　労働力不足

【１】問題の所在

　〔人口変動と労働力不足〕〔２つの留意点〕

【２】労働力人口の推移と見通し

　〔人口〕〔労働力率（男子）〕〔男子60 歳台前半層の労働力率〕〔労働力率（女子）〕

　〔労働力人口〕

【３】労働力不足論

　〔絶対的不足論と相対的不足論〕〔絶対的不足論への疑問〕〔相対的不足論の程度〕

　〔不足解消策〕〔扶養問題との関連〕

【４】出生率向上策

　〔出生率向上への声〕〔必要性〕〔有効性〕〔妥当性〕