濱 惠介
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2007年07月17日 |
濱 惠介
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エネルギー・環境 |
省エネルギー |
WEB |
日経BP・ECO JAPAN連載コラム(3) |
地球温暖化は
エネルギーの使い過ぎが原因
今回はエネルギーの話です。英語ではenergy(エナジー)で、日本語「エネルギー」はドイツ語Energieから入ったようです。エネルギーとは、物質の運動・熱・光など何らかの仕事ができる力の概念。今回「無駄を減らし、もっと少なく」と説くエネルギーは、電気・ガス・灯油などの形で、家庭で消費されるエネルギーを指します。
「省エネルギー」とは、必要な効用を確保しながら、これら在来型エネルギーの消費を減らすことです。エネルギーの大量消費によって我々は資源の枯渇や地球温暖化に直面し、また核汚染等のリスクを抱え込んでいます。その負担を軽くするために省エネが必要なのです。
エネルギー消費は経済成長とともに増えました。特に、家庭用エネルギーは住まいの豊かさ獲得と平行して消費が増えて来た、と言っても過言ではありません。では、消費を減らすことで豊かさを捨てたり、文化的な生活が営めなくなったりするのでしょうか。そんなことはありません。無駄を見出し、効率を高めることで、少ないエネルギー消費でも十分快適な生活を維持でき、さらに別な意味の豊かさを獲得できます。