大阪ガスネットワーク

エネルギー・文化研究

  • サイトマップ
  • お問い合わせ

CELは、Daigasグループが将来にわたり社会のお役に立つ存在であり続けることができるように研究を続けています。

  • DaigasGroup

JP/EN

Home > 論文・レポート検索 > コラム「季の恵み」 春から初夏へ

論文・レポート検索

Search

情報誌CEL

三浦 俊幸、川口 澄子

2014年03月03日

コラム「季の恵み」 春から初夏へ

作成年月日

執筆者名

研究領域

カテゴリー

媒体(Vol.)

備考

2014年03月03日

三浦 俊幸、川口 澄子

住まい・生活

食生活
消費生活
その他

情報誌CEL (Vol.106)

ページ内にあります文章は抜粋版です。
全文をご覧いただくにはPDFをダウンロードしてください。

代謝を促し、体調を整える

東洋医学では、春から初夏にかけてみられるアレルギーや鬱症状は、冬の間に体の代謝が滞った結果、肝臓の働きが低下するのが原因と説明しています。大地の恵みを十分にいただき、暑い夏へ向けて体調を整えたいものです。

紫蘇 -- Perilla
縄文時代の遺跡から種が出土した例があり、来歴の古さを物語っている。
品種は多数。青、赤、片面、縮緬など。漢方では、殺菌、解毒、去痰で知られる。
人体に必要な栄養素の殆どを備えている。
特に多く含まれるロズマリン酸の働きが、素晴らしい。
抗酸化作用を促し、アレルギーをよく抑え、糖の消化を妨げる。
香りには、精神を安定させる成分も含まれる。
細胞の一つ一つに効く。
蘇る、という字の何と相応しいことか。
これを薬味として用いた先人の智慧に、手を合わせる。

黒大豆 -- Black Soybean
冬は汗をかきにくい。
そこへ年末年始の食生活。
過食気味の体には、自ずと不用な水と古血が溜る。
これを進んで取り除きたい。
春先に大陸から流れてくる湿った空気は皮膚呼吸を遮り、代謝を鈍らせる。
この湿った感じが気分を重くする。
五月病や鬱病が春先に多いのは、そのせいだろう。
正月に黒豆を食べるのは、ゲン担ぎばかりではない。
体のフィルター、腎臓の働きを助けて水滞を除く。黒豆も薬である。
品種には和知黒、丹波黒、紫ずきん、作州黒などがある。

 

  • U−CoRo
  • 語りべシアター
  • 都市魅力研究室
  • OMS戯曲賞
Informational Magazine CEL

情報誌CEL

【特集】場づくりのその先へ −つながりから社会を変えていく

近年、まちづくりにおいて「場づくり」が注目されています。 その試みは、時に単なる...

バックナンバーを見る
  • 論文・レポート・キーワード検索
  • 書籍・出版
  • 都市魅力研究室
  • FACEBOOK

大阪ガスネットワーク(株)
CEL エネルギー・文化研究所

〒541-0046
大阪市中央区平野町4丁目1番2号

アクセス