2018年3月16日
語りべシアターの担い手を育成するワークショップ卒業生による、オリジナル作品発表会「語りべシアターチャレンジ公演2018」を開催しました。4つの班がそれぞれ趣向を凝らした発表を行い、「地域のことが楽しく理解できた」 「ユニークで有意義な活動なので続けてほしい」等の感想をいただきました。
日 時
3月16日(金)14:30〜16:30
場 所
アーバネックス備後町ビル3Fホール
参加者
40名
内 容
「あべのあれこれ今昔」(チーム・粟おこし)
「中之島・イーストサイドストーリー」(チーム・魅都)
「野崎参りにまつわるお話」(チーム・ガジャック)
「曽根崎ものがたり」(チーム・みをつくし)
2018年3月6日
『地域愛を育てる物語のつくり方――「語りべシアター」の魅力』(創元社)発刊を記念しまして、「語りと映像と音楽の生演奏による“語りべシアター“」公演を開催いたしました。地域の生活者の方へわがまちの魅力やポテンシャルを伝え、誇りを持ってほしい、さらに自治体の都市魅力創出や地域活性化への取り組みにおいて、まちにとっての「物語」の意味、本質と可能性を再認識していただきたいとの思いをこめて、「語りべシアター」の活動を20年以上続けてきた、その軌跡の一部を披露しました。平日のため、昼の部と夜の部2回公演とし、お住まいが遠い方やビジネスマンの方にもお越しいただきやすいようにし、計約200名の方にご参加いただきました。
「大変読みやすく、資料価値もある立派な本が刊行され、嬉しい」「街の歩みやポテンシャルを、これだけ誰もにわかる形で発信する活動は他にない。文化財だ」「地域の物語の世界に引き込まれた。感動した」等々の感想をいただきました。
※同日、エネルギー・文化研究所所長の池永による特別解説講座「近畿・大阪ルネッセ(再起動)に向けて」も開催し、鉄道会社や自治体の担当者の方にも、公演とあわせて出席いただきました。
日 時
2018年3月6日(火)
昼の部:15時〜
夜の部:18時30分
(上演時間 1時間45分・休憩含む)
場 所
アーバネックス備後町ビル3Fホール
プログラム
「神戸・居留地ものがたり」
「織田作之助の世界」
出演者
栗本智代(総合監修・語り)
宮川真由美(音楽監督・ピアノ)
西村恵一(ヴァイオリン)
池田安友子(パーカッション)
武井努(サックス)
2017年11月22日
(於 大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館)
大阪府の企業や学校で着用されるユニフォームを制作する会社の集まりである、大阪府被服工業組合の50周年を祝う会合に招かれ、第一部として、「語りべシアター」を開催、「大阪モダニズム物語 ―― 御堂筋完成80周年を記念して」「曽根崎心中考」を上演しました。
「地元のまちだが、意外に知らないことが多く勉強になった」「大阪を見直した」「大変興味深く、感動した」などと、参加者からの感想をいただきました。
会場の大阪迎賓館は、1995年11月、日本国内のうち東京以外の場所で開かれる初めての国際会議「APEC’95」が開催された際舞台になった場所で、そのために新たに建造されました。世界遺産である京都二条城の二の丸御殿の白書院をモデルにした純和風建築で、屋外の庭園からは大阪城を仰ぎ見ることができます。以降、婚礼や講演会、宴会にも利用されています。わがまちの歩みや魅力、未来に思いをはせるにはぴったりの場所で、参加者の皆さまも出演者メンバーも味わい深い時間を共有できたと、大変嬉しく感じました。
2017年8月28日
2017年5月11日 御堂筋が完成80周年を迎えました。記念事業を推進実行しながら、今後の御堂筋とその界隈のありようを検討する推進・実行委員会が発足し、栗本もアドバイザーとして参画しています。
(事業のプレミアムスポンサーには、大阪ガスの他、大丸松阪屋、竹中工務店、大和ハウス、阪急電鉄、阪神電鉄、御堂筋界隈のNPOや御堂筋まちづくりネットワークをはじめとするまちづくり団体が名を連ねています)
夏は国土交通省が事務局となり、曾根崎地下歩道をいかに賑わいの場にするか、実験も兼ねたシンポジウムとワークショップを開催。これまでは、通常、飲食や音曲は禁止されていた曽根崎の地下道でしたが、地下空間も有効活用して、地域を盛り上げていこうと、当日の午後は規制緩和されました。
そこで、第一部では「語りべシアター」と「語り合い」が行われ、第二部のワークショップのコメンテーターとしても登壇しました。
2017年6月〜7月
(於 都市魅力研究室(グランフロント大阪))
語りべシアターの担い手育成として、本年度もワークショップを開催しました。
今回は、参加者の新規募集はせず、2期生のチームで新たな作品づくりに取り組みました。
最終回である報告会では、2チームが取り組み成果を発表しました。
これまでの進め方では、チーム内での役割分担によっては、朗読のみ、画像制作のみという方もいるのですが、今回のワークショップでは、全員で調査や台本づくりに挑戦してみる、という趣旨で取り組んでいただきました。制作の過程で、フィールドワーク・まち歩きによる、現場取材や調査がおこなれていました。また画像に古地図を使うことが増えてきました。アドバイザー・オブザーバーとして、一期生から2人、サポートをしてもらいました。チーム彩り粟おこしは、準備日程があわず今回は見学でした。
この活動をステップに、次回の発表会に向け、再スタートが切られました。
主 催
大阪ガスエネルギー・文化研究所
日 時
[ワークショップ] 6月23日、7月7日 他
[報 告 会] 7月28日
場 所
都市魅力研究室(グランフロント大阪)
報告会プログラム
チーム魅都 「中之島イーストサイドストーリー」
チームガジャック 「上町台地を歩こう 」
2017年4月23日
(於 都市魅力研究室・梅田界隈)
ワークショップ卒業生の企画で、語りべシアターと、「一般社団法人大阪あそ歩委員会」とのコラボレーションプログラムが実現しました。「曾根崎心中」を題材に、語りべシアター形式での公演を行い、その後、心中の道行をたどるガイド付まち歩きを実施しました。
語りべシアターをはじめてご覧になる方が過半数で、「大変楽しくわかりやすい上、実際にまちを歩いて確かめることができた」と喜びの声を数多くいただき、参加者の満足度が非常に高かった催しでした。
主 催
大阪あそ歩(一般社団法人)
協力
大阪ガスエネルギー・文化研究所
日 時
4月23日 13:15〜16:30
場 所
都市魅力研究室・梅田界隈
講師・
ガイド
ますの隆平、なにわけいこ
(語りべシアターワークショップ 1期卒業生)
参加
47名
(まち歩き・大阪あそ歩のリピーター、講師の紹介者、語りべシアターのリピーターの方など)
※ 参加費 1800円(保険、茶菓代含む)
プログラム
第一部
第二部
「語りべシアター 曾根崎心中」上演 (於:都市魅力研究室セミナールーム)
曾根崎心中の舞台、心中の道行を歩く
北新地、しじみ川跡地、梅田橋跡地、お初天神など